買取大吉カップ2026 (東京大会) 日本 88-68 韓国「ケミストリーも崩さないようにしながらプラスのパワーを出すことができた」八村塁選手
2026年8月16日
8月15日、『買取大吉カップ2026 (東京大会)』(以下 買取大吉カップ)が、13,615名のフルハウスとなった有明アリーナにて初開催されました。昨年10月、伊藤拓摩強化委員長が就任時、「最強ジャパン、最高の一体感を作り上げていきたい」と舵を切った男子日本代表が、早くもその言葉を実現します。河村勇輝選手、そして八村塁選手(ともにロサンゼルス・クリッパーズ)の世界最高峰NBAプレーヤーが、パリ2024オリンピック以来となる2年ぶりに日本代表として帰ってきました。
7月にFIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア地区予選 Window3で敗れた韓国代表を迎えた買取大吉カップは、八村選手と河村選手が揃ってスターティングメンバーで登場。八村選手のシュートを皮切りに、11-0の連続得点で流れをつかみます。第1クォーターだけで八村選手は9点、河村選手は4アシストとそれぞれの良さを披露します。
「最初の出だしが良く、そこから流れが変わりながらもしっかり踏ん張って、最後まで戦うことができました。課題としていた韓国の良いところを出させず、得点だけではなくやるべきことをしっかり抑えながらこの試合はできたところもありました」と感想を述べた八村選手は23分40秒出場し、22点の活躍。88-68で勝利に貢献しました。

開口一番、「本当に良い試合ができました」と桶谷大ヘッドコーチは柔和な表情で試合を振り返ります。「韓国に気持ち良くプレーさせないディフェンスができたことで、前半はイニシアチブを取れました。第3クォーターまでは良いゲームをしていましたが、第4クォーターはいろいろとメンバーを変えていたことで合わない部分もあったと思います。そこは反省し、もう一度明日(8月16日 SoftBankカップ2026)はさらに良いバスケができるようにしたいです」と総括しました。
4人のポイントガードがタイムシェアする中、17分19秒出場した河村選手は12点、6アシストをマーク。日本代表に合流したばかりの2人にとってはチームに溶け込もうとしている最中です。「世界レベルで戦うために、そして勝つためには40分間自分たちのバスケをやり続けなければいけないです。もっとスタンダードを上げ、特に第4クォーターは僕もターンオーバーをしてしまい、(第4クォーターの14-22という結果は)自分の責任だったと思います。明日はまた違うゲームになりますが、次のサウジアラビアやカタールにつなげられるようにしたいです」と河村選手は語ります。FIBAバスケットボールワールドカップ2027、ロサンゼルス2028オリンピックを見据え、その過程にある8月28日より開幕するWindow4へ向けて調整を行っています。

NBA選手たちが日本代表として活動できる機会は多くありません。八村選手は「日本代表に僕らが入って、桶谷さんが築いてきたバスケを崩さず、ケミストリーも崩さないようにしながらプラスのパワーを出すことができたと思います。そこを意識しながらこれからもプレーしたいです」とチームスポーツであることを強調し、『最高の一体感』を生み出すためにもひとつの練習、ひとつの試合が大事になります。
試合前、「子どもたちに夢や希望を届けられるような試合をしよう」と桶谷ヘッドコーチがロッカールームで伝えた言葉を河村選手は紹介しました。「世界で勝つことを現実的に視野に入れてプレーし、それをスタンダードにすることによって、アンダーカテゴリーの子どもたちに伝え、また高いレベルでバスケをしている子どもたちだけではなく、応援しに来てくれたり、興味を持ってくれたりしてまたバスケをしたいと思ってくれれば良いと思います。自分たちは結果だけではなく、プレーや姿勢で子どもたちに勇気を与えられれば良いと思っています」と河村選手は話し、SoftBank CUP 2026 (東京大会) でも引き続き夢や希望を届けます。
